オブラートとは?

オブラートって一体何?

オブラートとは、ジャガイモやサツマイモ、コンスターチ等のでんぷんをアルファ化し、乾燥させた水に溶けやすい性質をもった半透明のフィルムです。

特徴
オブラートは水に溶けるが油には溶けないといった性質があります。ですので、油性インクで着色してもオブラート自体は溶けないということになります。
ただ、油性インクは有害なので、オブラートに着色しても食べることは出来ません。
しかし、最近では安全な着色料で作られた可食性インクにより、オブラートに文字や絵を描いたり、写真などを印刷したりすることが出来るようになってきています。

利用用途

シートやゼリー状のオブラートは粉薬や、複数ある薬の服用をし易くするほか、粉末オブラートは主に食品同士が引っ付かないようにする取り粉としての役割があり、主な使用方法としてはグミや寒天、ゼリー菓子、羊羹等、水分を含む和菓子に使用されています。お菓子、例えば飴・グミ・水菓子・ゼリー菓子などに使われることが多かったのですが、包装技術の発展により、お菓子での利用用途は減ってきています。昨今では人間用のみだけでなく、ペットの薬の服用を助けるためのペット用のオブラートも作られています。薬の服用にお菓子の包み紙、オブラートにはそれ以外にも驚くべき使用法があり、

・入れ歯の固定
・オブラートを使った唇パック
・フェイスの保湿パック
・料理にも使える

など様々な使い道があります。