

普段、お料理で麻婆豆腐やあんかけ焼きそば、かに玉や天津飯などのあんかけ料理を作るとき、片栗粉でとろみを付けると思います。
片栗粉は馬鈴薯澱粉、『とろみの精』は甘藷澱粉と馬鈴薯澱粉とどちらもお芋のでんぷんを原料として作られています。
基本的に使っている原料も用途も同じですが、大きく違う点が2つあります。
1つは、形状。
もう1つは、性質です。
形状について、片栗粉は粉であるのに対し、『とろみの精』は顆粒でできています。
『とろみの精』は、顆粒といっても「微顆粒」状の細かな粒子なので、一見、片栗粉と違いがないように見えます。
ただ、実際に触れてみると分かりますが、感触は少しざらざらとしています。
実はこの「顆粒」という形状にこそ秘密があるのです。
顆粒と粉の違いは、「粒の大きさ」です。
「顆粒」は、粉と粉を結合したもので、その粒子間に多くの隙間が空いており、その間に多くの空気を含むため、水に入れると崩壊しやすく溶けやすいので、ダマになりにくいのです。
そして、もう1つの大きな違いは、アルファでんぷんであること。
アルファでんぷんとは、一度糊にしたでんぷんを乾燥させたもの。
このアルファでんぷんの大きな特徴は、冷水でも元の状態(糊化状態)に戻すことができることです。
ということにより、『とろみの精』は、顆粒であることで水溶き不要でダマになりににく、アルファでんぷんであることで高温でないものにもとろみ付けが可能になるのです!
『とろみの精』を使うと、普通の片栗粉より水溶きの手間が省けることに加え、幅広く使えて失敗が少なくとろみ付けができます!!



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