○薬用オブラートはどんな風に使う?
今では菓子用として使うことが多いオブラートですが、戦前では薬用として使われることが多かったのです。
戦前だけでなく、今でも薬用として使われています。
薬用のオブラートは、苦い散剤などが飲みづらい際に使われています。
オブラートを広げて、その中に薬を入れ、最後は端に水をつけて折り込みます。水をつけることによってきちんと閉じてくっつくので開いて苦い薬が出てくる心配もありません。
薬はオブラートのまま、水やぬるま湯で飲むことが出来ます。
また最近ではイチゴ味などフレーバーの付いている薬用のオブラートも売っているので、薬を飲むのが苦手なお子さんには持ってこいですね。
○食用オブラートはどんな風に使う?
食用オブラートは主に飴、餅、水飴など水菓子に使われています。
最近では料理などでも多くの利用法があり、用途の幅が広がりを見せています。
スペインではミシュランレストランのシェフがオブラートを使った料理を提供しており、とても好評となっています。
何よりもオブラートは植物性のデンプンで作られているので安全性が高いものとなっています。
また、面白い商品もたくさん出ています。
そのうちの一つが「可食ペン」です。このペンで好きな模様や絵をオブラートフィルムの上に描き、クッキーなどの表面に水を軽く塗ってから、絵を描いたオブラートのフィルムを置きます。
そうするとそのクッキーには自分の書いた模様が写るのです。とても楽しそうで遊び心がありますよね。
○まとめ
オブラートは薬用や食用など幅広い範囲で使われています。
昔からあるもので、体にも安全でオススメの食材です。
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