意外と知らないオブラートの豆知識

近年、オブラートが大変注目されている事をご存知でしょうか?
オブラートは薬品を包んで飲む時に使うだけという認識はもう古いです。
「オブラートに包んで話をする」と言う言い回しが一般的に使われますが、実はオブラートは、表現上などにも使わるくらいに、使い方次第ではとても便利で種類も多いのです。
今回はこの便利なオブラートについて簡単にお話しさせていただきます。

◎オブラートの主原料や種類について

一般的に市販されているオブラートは、さつま芋やじゃが芋、とうもろこしなどのでん粉を主原料としています。
半透明のシートになっているタイプは最も知られた一般的なオブラートで、薬品の服用の補助として使われています。
またオブラートは薬品を服用する時に包むものだけはなく、キャラメルや飴などを包む食品用としても使われています。

オブラートには定番のシート型である丸型の他にも角型や袋型、カップ型も販売されています。
カップ型は薬剤を飲む時の補助の用途以外にも、お菓子にも使えるため便利です。特にカップ型のオブラートは薬をこぼさずに飲みやすく、それぞれの用途にあったものを選ぶと
より便利でしょう。

また、近年では、薬剤を飲む時に使われる、ゼリー状のオブラートも大変人気です。
薬の味が苦手なお子さんや、喉が細くなってきて、お薬をスムーズに飲む込めない高齢の方などから支持されています。
ゼリー状のオブラートには味がついているものもあり、より薬が飲みやすくなっています。

◎料理にも活用。

料理にオブラートが使えます。
お勧めレシピは、牛肉をオブラートに包んで揚げ焼きしたものです。香港の定番料理の牛肉ライスペーパー揚げを真似て作るレシピです。

作り方は簡単。
オブラートを3~4枚広げて、その上に塩胡椒で味付けした牛肉をのせて、さらに千切り生姜、えのきと青ねぎをのせてオブラートごと牛肉をクルクルと巻きます。
丸めたものに溶き卵とパン粉をつけて、2~3分間揚げます。
オブラート巻きにした牛肉は油を吸いすぎず、からっとあがるので、ぱりぱりの仕上がりになります。
ゴマ油とお酢、醤油、ラー油を少々加えたタレで食べると美味しいです。

◎まとめ

オブラートは様々な種類の物があり、工夫次第では使い方もさまざまです。
ネットや店頭でオブラートを是非チェックしてみましょう。

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