乳児になると、離乳食が始まり、どんなふうに作ろうかと悩む機会も多いはず。
味に注意をすることはもちろんですが、その前に安全な離乳食ということが大前提です。その安全な離乳食の中に、とろみをつけることが重要と言われています。
その内容について、ご紹介します。
・乳児の特性について
乳児の場合は大人と違って、咀嚼する力がとても弱いです。
歯が生えていない時期もあるので、咀嚼は特に注意が必要ですね。
また咀嚼と同じように、飲み込む力も大人よりも断然弱いのです。そのことから、むせることも多くなります。むせると肺炎などを起こすことも有り、命に関わることも。
そのようなことがないように、安全な離乳食作りが大切です。
・とろみをつける意味について
離乳食は、とろみがあることにより、たくさんのメリットを感じることが出来ます。
そのひとつとして、とろみがあることにより、とても飲み込みやすいです。そのままであると、飲み込みにくい食材があります。
魚等は、パサパサしているので飲み込みにくく誤嚥をしやすくなります。赤ちゃんも飲み込みにくいとわかると、その食事が嫌になり離乳食を食べる事が嫌になってしまうこともあります。
また、水分が多い食事や乳児がバタバタしている時など、誤嚥をしてしまう危険性があります。
じっと食べることが出来るといいのですが、集中して食べることはまずありません。遊びながら食事をすることもあるので、その場合は飲み込みに集中出来ていない場合もあるのです。
そんな時、とろみがあることにより、とても簡単に飲み込むことが出来ます。
そしてとろみをつけることにより、味の変化を楽しむことが出来ます。
とろみは、素材にまとわり付くので、食事をさらに美味しく食べることが出来ます。食材の好き嫌いをなくすためにも、美味しく食べることが出来るとろみ料理が大切です。
・とろみは何でつけるか
料理のとろみをつける時に、どんなもので行うといいのでしょうか。
豆腐やじゃがいもなどを使うことにより、とろみのある料理にすることが出来ます。また、ヨーグルトなどもとろみがあります。
しかし毎日のことなので、離乳食作りが大変になってくることも少なくないでしょう。
そんな時には、手軽にとろみをつけることが出来る顆粒オブラートを利用するようにしましょう。
食材にかけるだけ、混ぜるだけでさっととろみが付くので大変便利です。
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