●離乳食にとろみが必要な時期
生後5~6か月ころ、離乳食初期の赤ちゃんは食べものをうまく飲み込む力が弱いので、食べものが飲み込みやすいようにとろみを付けてあげます。
離乳食初期は飲み込む練習をする時期でまだ消化気管が発達していないので、最初は野菜やおかゆなどを与え、少しずつ白身魚などのタンパク質を加えるようにします。
生後7~8か月ころになるとうまく飲み込めるようになってきます。ごっくんとうまく飲み込めるようになったら固形物を与えていきます。
離乳食にとろみが必要な時期は、生後5~6か月のごっくん期といわれる時期です。うまく飲み込めるようになるまでの間、とろみを付けてあげます。
生後7か月以降でもとろみを付けてあげると食べやすくなります。パサパサする食べものは飲み込みにくいので、とろみを付けてあげるとよいでしょう。
●とろとろりんご
でんぷん質が多いジャガイモやご飯などはその食品自体でとろみがつきやすいのですが、でんぷん質が少ないものはその食品だけではあまりとろみがつきません。
りんごはすりおろすことである程度は食べやすくなりますが、すりおろしただけのりんごではまとまりがなく赤ちゃんは飲み込みにくいです。
そこで、とろみを付けて食べやすくしてあげます。
材料
りんご
顆粒オブラート
作り方
りんごをおろし金ですりおろし、500Wの電子レンジで1分加熱をします。
そこに顆粒オブラートを適量加えます。水分が少ないとオブラートがうまく溶けないので、水分が少ない場合は水分を少量足します。
●まとめ
離乳食にとろみを付けてあげると赤ちゃんは食べやすくなります。
オブラートは食べものの味を変えずにとろみを付けられる素材です。さまざまな料理に活用して赤ちゃんが食べやすい離乳食を作ってみてはどうでしょうか。
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