◆顆粒オブラートで、とろみのスペシャリストに!
オブラートの中でも、お菓子作りから料理に使えるものといえば顆粒状のオブラートです。
顆粒オブラートはフィルム状のオブラートと違い、スプーンで料理に適量追加することが出来る材料なので、片栗粉のように「だま」になりにくいのが特徴。
また餡掛け等、とろみをつける際は水溶き片栗粉のように折角の味が水っぽくなったり、どれだけ入れればとろみが付くかよくわからないという方にも最適です。
◆水溶き不要
顆粒オブラートは、デンプンで出来ているので、片栗粉と同様に使える一方で、水に溶かなくてもさっと入れればすぐにとろみに変わるという性質があるため、料理が苦手な人に最適。
特に出汁の味を重要視する和食のように、煮物や揚げ出し豆腐など濃くても水っぽくてもダメな料理の場合には、片栗粉の分量を正確に使いこなす必要がありますが、
顆粒オブラートであればさっと入れてオブラートが溶けてしまえばOK。
水溶き片栗粉のように味を変えてしまう心配もなく、さらにはとろみの調節もとても簡単になるのでお勧めです。
夏の暑い時であれば固まる性質を利用して、適度なグラニュー糖と顆粒オブラートを混ぜ、お団子状にしたらきな粉をまぶしたり、
黒砂糖を溶かした黒蜜をかければ贅沢なわらび餅の完成です。
いろいろなアイデア次第で使えるオブラートですが、その主成分はデンプンのため、片栗粉、わらび粉、小麦粉同様に使える便利な素材なので
うまく使いこなせばアレンジの幅が広がります。
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