オブラートが余ったら料理に使いましょう
オブラートは漢方薬などそのままでは飲み難い薬を包むために作られたものです。原材料となるのはサツマイモや馬鈴薯澱粉ですので、
料理に使っても問題はありません。問題どころかオブラートを使うことで、いつものおかずがとても珍しい料理に変身させることが出来ます。
簡単なのは天ぷらで、オブラートで包むことで余計な油を吸うことなく、さっぱりと素材そのものの味を楽しめます。友人を招いてパーティーをするときなどは、
ちょっと目を惹く料理を作りたくなります。
それにぴったりなのがオブラートのラビオリです。
イタリア料理のラビオリはパスタの素材を薄く伸ばしてチーズや野菜、お肉などを包んで茹でますが、オブラートのラビオリは茹でる必要はありません。
ヒートシーラーで袋状に接着させる必要がありますが、それさえ乗り越えられればあとは好きな物を入れてOK。
水分があると溶けてしまいますがオイルには強い性質を持っているので、ヴァージンオリーブオイルやチーズ、それにナッツを砕いた物等を入れて
そのままお酒のおつまみや前菜として提供しましょう。
もちろんスイーツにも利用出来ます
オブラートは甘いお菓子にも利用することが可能です。
オブラート自体に味や香りがないので、どんなお菓子に使っても味に支障は出ません。
お菓子作りが得意な人であれば、生キャラメルやチョコレートなどを作ったときにセロハンなどで包む作業をしたはずです。
手が汚れるしくっ付くしで大変な作業だとおもいますが、この部分にオブラートを用いればセロハンのように剝がさず食べられます。
この方法ならゴミも減らせて一石二鳥です。またはクッキーを焼く時、鉄板にオーブンシートを使っていますが、これもオブラートの上にクッキーの生地をのせて
焼くようにすれば生地が鉄板に付くことなく洗い物が水洗いだけで済ませられます。
ちょっとしたプレゼントに使うなら、オブラートに食紅で文字や絵を描いて生地にのせて焼きましょう。
焼きあがったクッキーに文字を書くよりも細かく綺麗に仕上げることが出来るので、話題になること間違いありません。
またケーキを焼いて日にちが経つと乾いてパサパサしてきますが、オブラートを生地に加えて焼くとしっとりとした食感を長持ちさせることが出来ます。
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